バリ島旅行

バリ舞踊をざっくり解説!!煌びやかさと神聖さがコラボする伝統舞踊の魅力

 

バリ島への渡航が再開され、以前のバリに戻るのが待ち遠しいですね

初めてバリ島へ行かれるあなたへ、リピーターだけどバリ舞踊を観たことが無いあなたへバリ舞踊の素晴らしさをお伝え出来たら幸いです。

神々の島と言われるバリ島では伝統舞踊が生活の中に溶け込んでいます。

バリ舞踊を初めて観た人は優美な指遣いと独特の目力に圧倒される事でしょう

バリ舞踊の特徴と種類をまとめてご紹介!

バリ舞踊が観れる公演場所も分かり易く記事にしましたので、最後までご覧くださいね。

バリ舞踊とは?

バリの伝統舞踊はバリ・ヒンドゥー教を信仰するバリ島では儀礼や祭礼は生活の基でありバリ舞踊は欠かせ無い文化の一つです。

バリの伝統舞踊はもともと宗教儀礼、祭礼の時に寺院で舞われた神様への奉納舞踊です。

2015年ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

バリ島へ行った際、街歩きの途中に心地よい音色が聞こえて近付くと、バリの人々が集まってガムランの練習をしている様子や、車での移動途中にお祭りの行列に出会ったりとバリ島が『神々の島』と云われる由縁を実感するでしょう

バリ島の基礎知識を詳しく見る

バリ舞踊は三様式に分けられます

宗教儀礼の多いバリ島では、至る所で祭事が行われ観光客であっても祭事を目にする機会が有り、バリの伝統舞踊には儀礼から娯楽まで目的によって違いが有ります。

観光客が一番目にするバリ舞踊の公演などですが、大まかにストーリーを理解すると更に楽しめ興味が深まります。

ワリ舞踊 宗教観が強く宗教儀礼の際に寺院の中でも最も神聖な場所奥の院で奉納される舞踊
ブバリ舞踊 宗教儀礼の際に観劇的な要素があり、台詞や歌が加わり寺院の中庭で奉納される
バリバリアン舞踊

娯楽要素の意味合いが強く、観光向けに創作された舞踊です。

ウブドの定期公演、レストランでのバリ舞踊&ディナー、などで観れます。

 

バリ舞踊に欠かせないガムラン音楽

バリ舞踊にはガムラン音楽と共に繰り広げられます。

バリのガムラングループはバンジャール(村)単位で編成され、演奏者はそこの村に普通に暮らすバリの人達で世代にも幅があり職業も様々なんですよ

バンジャールとは、日本での自治会や町内会みたいなもので、日本の自治会より遙かに繋がりや結束が強く、宗教儀礼の多いバリ島ではバンジャール総出で行われバンジャールなしでは成り立た無いほどです。

ガムラン演奏は20人〜30人位で編成され、青銅打楽器、弦楽器、木管楽器、太鼓で構成され激しく打ち鳴らす青銅楽器と優しい旋律の木管楽器とが静と動を織りなし南の島のオーケストラです。

ガムラン演奏には楽譜が無く指揮者も居ません。

それでいて、20人から30人の演奏者は息がピッタリと合い、バリのゆる〜い雰囲気の中でビシッと決まってるんですよね

ガムランの音色には人間の耳には聞こえ無い高周波があり脳のα波を増加し、ヒーリング効果、リラックス効果が増大すると言われてます。

バリの伝統舞踊の種類

バリ舞踊は数人の女性で踊る歓迎の踊りから、物語に基づき何人もの登場人物が現れセリフを伴う舞踊、女性や男性のソロでの舞踊、動物をモチーフにした子供の舞踊など

しなやかで指と背中の反り、カッと見開いた目の動きはどの舞踊でも共通している特徴です。

では、バリ島へ旅行で行った際に観光客が一番目にするバリ舞踊をご紹介しますね

ペンデット

バリダンス

ペンデットは演目のオープニングの踊り、若い女性による歓迎の踊り花撒きダンス

オープニングの踊りは劇団によって衣装も違い踊りの種類も違います。

歓迎の意味を込めて花びらを撒き優雅で華やかなバリ舞踊です。

 

レゴンダンス

レゴンダンス

レゴンダンス(Legong)はジャワ島の『古典舞踊劇』を題材に短く編成し観賞用に20分位に編成されています。

レゴンダンスは宮廷舞踊であり種類が多く、最もポピュラーなのはレゴンラッサム可憐な少女3人で繰り広げられる、とっても華やかなバリ舞踊です。

物語のストーリーは森の中に迷い込んだランケサリ姫をラッサム王が見つけて保護します。

美しいランケサリ姫に惹かれたラッサム王が求愛しますが、ランケサリ姫には既に婚約者がいるので強く拒まれます。

絶望したラッサム王はダハ王国に攻め入る決心をします。

その時、神鳥ガルーダが現れ「王を待つものは死である」と予言しますが、ラッサム王はそれを振り切り戦場へと向かいます。

ガルーダ役はチョンドン役の少女が腕に羽を着けて二役を演じます。

レゴンダンスでの一番の花形はチョンドン役(写真中段)、ランケサリ姫の侍女の踊りで劇団の中でも踊りが上手で美形な少女が踊ります。

ラッサム王とランケサリ姫の役柄は、どちらも可憐な少女が踊り同じ位の背格好で似た感じの2人が良いとされています。

 

バロンダンス

バロンダンスバロンダンス(Barong Dans)は、聖獣バロン(善の象徴)と魔女ランダ(悪の象徴)の永遠に続く戦いの舞踊劇です。

「善」と「悪」「陽」と「陰」の二極が永遠に対立して成り立ち、人の心にも善と悪が常に戦っている。ヒンドゥー教の世界観を表しています。

両者の仮面は寺院に奉られ、もともとは宗教舞踊としての要素が強いですが観光向けに編成されています。

 

バリス・トゥンガル

バリストゥンガルバリス・トゥンガル (Baris Tunggal)は元々は寺院を守る戦士の舞で神聖なバリの宗教舞踊です。

バリスは男の子が最初に習うバリ舞踊でもあります。

定期公演で観られるバリスは、少年がソロで舞い戦士の闘いの勇ましさや揺れ動く心の様子を表した戦士の舞踊です。

 

グビャール・トロンポン

グビャール トロンポングビャール・トロンポン(Kebyartrompong)は、タバナン出身の天才舞踊家マリオ氏によって創作されたグビャール舞踊、グビャールは閃光と言う意味でバリ舞踊の中でも激しくテンポが早いのが特徴です。

女装した男性による踊りでトロンポンという楽器を叩きながら座って踊る中性的なバリ舞踊です。

 

オレッグ・タンブリリンガン

オレッグ タムリリンガンオレッグ・タンブリリンガン(Oleg Tambulilingan)はタバナン出身の舞踊家マリオ氏とプリアタン出身のグンカ・マンデラ氏によって創作された比較的新しいバリ舞踊です。

美形の男性と女性のペアによる蜜蜂の踊りで、花から花へと戯れオスがメスバチに求愛する様子を描いたロマンティックな踊りです。

 

タルナ・ジャヤ

タルナジャヤタルナジャヤは、シンガラジャ出身の舞踊家グデ・マニック氏によって創作されたグビャール(閃光)舞踊「若い勝利者の踊り」で頭の被り物が独特です。

女性の踊り手による男性的な踊りで、テンポが速く躍動感に満ちた踊りです。

若くて細身の男性が踊る場合もあります。

 

トペン・トゥオ

トペントペン(Topeng Tua)は、老人の仮面を被って演じる仮面舞踊劇です。

若い頃のように強くありたいと願うが、老いていく現実を嘆くシーンなど、言葉が分からなくても何と無く分かり、笑えるシーンも有ります。

バリ語のセリフやジョークを交え即興で演じたりします。

 

チャンドラワシ

チャンドラワシチャンドワシはインドネシアのイリアン・ジャヤに生息する極楽鳥をモデルにした舞踊です。

雄と雌の極楽鳥が戯れる様子を表した優美なバリ舞踊です。

繊細な指先の動きと煌びやかな衣装が寺院に映えて綺麗です。

 

ケチャック・ダンス

ケチャックダンスケチャック ダンス宗教儀礼としての『サンヒャン』魔を祓う舞踏劇を基に、古代インドのラーマヤナの物語を取り入れ創作した舞踊劇です。

ガムラン楽器は使わず、人の掛け声、合唱だけで独特のハーモニーとなり、100人くらいの半裸の男性たちが円陣を組みケチャケチャケチャの掛け声から始まります。

ラーマヤナ物語の人物、アヨディア王国のラーマ王子と弟のラクスマナは継母によって国を追われ旅に出る、ラーマ王子はミティラー王国のシータ王女と結婚し弟のラクスマナと3人で森で幸せに暮らしていた。

そこへ、ランカ島の魔王ラワナが妻のシータに惹かれ連れ去ってしまう

神猿ハヌマンと共にラーマ王子は妻シータを救いに行き、最後はアヨディア王国へ戻り王位を継承する物語です。神秘的で見応え有ります。

 

ジェゴグ

ジェゴグ(Jegog)とは、バリ島西部ヌガラ地方が発祥の地で直径20㎝以上の竹を使った巨大竹打楽器をジェゴグと呼び、大小14台の竹の打楽器で演奏します。

ジェゴグを世界に広めた第一人者がスウェントラ氏 (I Ketuk Suwentra)です。

スウェントラ氏率いるスアール・アグン(Suar Agung)は海外公演を行い、日本公演もされてます。しかも日本語がとってもお上手です。

大きな竹のガムランの下へ潜り込んで聴くとまるで地球の響きの様に感じる。人が聞き取れる最も低い音、重低音を体全部で感じ取るかの様です。

 

ワヤンクリット

ワヤン クリッワヤンクリット(Wayang Kulit)はジャワ島、バリ島での伝統芸能で、歴史は古く10世紀頃には存在し、王宮や寺院で親しまれ2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

インドの古代叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマヤナ』を演目に、人形をランプの光で写し、ガムランの演奏と共に演じられる。人形は水牛の皮を使い、細かな透かしと色付けをしてあり、まるで装飾品の様です。

 

バリ舞踊はどこで観る

一番見応えあるのはウブドの寺院で開催されるバリ舞踊が断然おすすめです。

バリ舞踊は宗教儀礼に基づいた古典舞踊なので寺院を背景に、より神秘的で幻想的です。

芸術の村と云われるウブドは優れた舞踊団が多く踊りのレベルも高く、生のガムラン演奏と共に楽しめます。

バリ島の旅行日程がタイトな場合や宿泊ホテルがクタやヌサドゥアなどの南部の場合などは、大型ホテルでのディナーショーやオプショナルツアーで観るのが時間的にもロスがないと思います。

2022年5月現在、バリ島への渡航制限が緩和されバリ舞踊の定期公演は一部再開されています。

こちらで記載の定期公演は、2020年時点での開催となり参考までに紹介しています。

バリ島への渡航が開始されても、一気に定期公演が戻るのは難しいと予想されますが、1日でも早くバリ島へ自由に渡航出来る日を願ってこの記事を書いてます。

バリ舞踊の定期公演につきまして、現在は一部のみ再開である事をご了承の上お読み下さい🙏

ウブド王宮での定期公演は毎日再開されたとの情報が有ります。

オプショナルツアーで観る

オプショナルツアーは様々なプランがあります。

♦バリ舞踊&観光スポット&食事がセットになった1日コースのプラン

♦ホテルのディナー&バリ舞踊がセットになったプラン

♦バリ舞踊&送迎がセットになったシンプルなプラン

バリ島行きのツアーを申し込んだ旅行会社でオプショナルツアーを予約すると現地での手間が省けます。

オプショナルツアーでケチャックダンスを観る MapNo,13

ケチャックダンス

ケチャックファイヤーダンスはバリ島南部のウルワツ寺院にて、夕陽が落ちる時刻に合わせ毎日開催されます。

ケチャックファイヤーダンスは夕陽が落ちる頃、ヤシの繊維に火を点けて炎が上がり幻想的です。

ウルワツ寺院へは正装でないと入場できません。入口で入場料を払いサロンとスレンダンは無料で貸して貰えるので服の上から巻いて入場します。

観客席はすり鉢状になっていて、席は好きな場所へ早い者勝ちです。

夕陽の落ちる時刻に併せて開催され、見応えあり一度は観る価値あります。

ウルワツ寺院の基本情報(Map,No13)
入場料 Rp30,000(約240円) 駐車料金 Rp5,000(約40円)
営業時間 9時〜19時 開演時間 18時

 

オプショナルツアーでジェゴグを観る

ジェゴグ

ヌガラ・はスアール・アグンの本拠基です。

ウブドからヌガラは車で3時間掛かりますがヌガラは風光明媚な所です。遠いのでオプショナルツアーで行くのがお薦めです。

ヌガラの気候の中で生まれたジェゴグは湿度や環境によって音色が変わり、2チームに分かれて音を競い合う『ムバルン』は音の格闘技と云われ、ぜひ現地で聴いて下さいね

公演日 場所 公演時間
木曜 サンカルアグン村 19:00~20:30

 

日程が厳しい場合はサヌールのクマンギレストラン(Kemangi Restaurant)でジェゴグが聴けます。

公演日 公演場所 公演時間
月曜・金曜 クマンギレストラン 18時~20時

 

オプショナルツアーでバロンダンスを観る

バロンダンスは、バトゥブラン(Batubulan)で午前中に開催されます。

オプショナルツアーは、バロンダンス鑑賞と観光スポット、ショッピング、マッサージを組み合わせたプランがあり、ホテルから往復送迎付き、1日プラン、半日プランなど

初めてバリ島へ行かれる方は行きたい観光スポットとバロンダンスを組み合わせて選ぶと良いでしょう

申し込みは、日本での旅行社や現地旅行社など、たくさん取り扱いが有るので選択肢は広いです。

バトゥブラン・バロンダンス 開演時間 9:30~10:30

 

バリ舞踊を定期公演で観る

チケットは各会場の入り口、ウブドツーリストインフォメーション、開催会場の周辺の路上で一般の人がチケットを売っています。

どこで買っても値段は同じで、開催場所の周辺の一般の人は日本でのダフ屋を連想しがちですが別物です。

子供、女性、男性色んな人が売っていますが高く売ったりはしないので心配ないです。

私はいつも頑張っている一般の方からチケットを買ってますがトラブルは一度も無いです。

 

プリサレン王宮 MapNo,1

バリダンスウブドパレスでのバリ舞踊

バリダンス

ウブドパレス(Ubud Paalace)は、プリサレンとも呼ばれウブドのメインストリート、ラヤウブド沿いにあり一番賑わいアクセスの良い場所にあります。

ハイシーズンは混み合い立ち見になる時があり、前列は早めに行って席を確保した方が良いです。

ウブドパレスは現在も王族が住み王宮の一部を観光向けに開放してるので見学できます。

敷地内にホテルも併設されているのでバリ舞踊が好きな方なら打ってつけですね

南部からのバリ舞踊観劇ツアーにも利用され、ウブドの定期公演の中で一番賑わうのがウブドパレスです。

公演は曜日毎に演目、グループが違い毎日開催されています。

雨が降った場合、ウブドパレスは屋根がないので隣の集会場で開催されます。

曜日 グループ名 演目
月曜 サダ・ブダヤ(Sadha Budaya) レゴン・ダンス(Legong Dance)
火曜 ビナ・ルマジャ(Bina Remaja) ラーマヤナ・バレー(Ramayana Ballet)
水曜 パンチャ・アルタ(Panca Arta) レゴン&バロンダンス(Legong and Barong Dance)
木曜 パンチャ・アルタ(Panca Arta) レゴントランス&パラダイスダンス(Legong Trance and Paradise Dance)
金曜 サダ・ブダヤ(Sadha Budaya) レゴン&バロンダンス(Legong and Barong Dance)
土曜 ビナ・ルマジャ(Bina Remaja) レゴン・ダンス(Legong Dance)
日曜 ジャヤ・スラワ(Jaya Swara) レゴンオブマハーバーラタ(Legong of Mahabarata)
開演時間 19:00~21:00  料金 Rp100,000 (約¥800)

 

 

ウォーターパレス MapNo,2

バリダンス

ウォーターパレスはサラスワティ寺院とも呼ばれ寺院と蓮池が見事、王族所有の寺院で敷地内に王族が暮らし、毎夜バリ舞踊が開催されています。

早朝や夕刻の光景は特に幻想的で神聖な空気感が漂い個人的に一押しです。

バリ島で数ある寺院の中でも別格で、『ここは極楽!?』と感じてしまうほど幻想的です。

寺院の隣には王族所有のサラスワティバンガローがあり一部バリ舞踊が見える希少な部屋も有ります。

サラスワティバンガローをく詳しく見る。

曜日 グループ名 演目
月曜 チュプ・ウィラサ(Cepuk Wirasa) ジョゲ・ダンス(Joged Dance)
火曜 チャンドラ・ワティ(Chandra Wati) 女性ガムランと子供のダンス(WomenGamelan with Child Dance)
水曜 ウブド・カジャ(PKK Ubod Kaja) ラーマヤナ・バレー(Tamayana Ballet)
木曜 チュニック・ワヤ(Cenik Wayah) バロン&チャイルドダンス(Spirit of Gamelan)
土曜 チャンドラ・ウィラブワナ(Chandra Wirabhuana) レゴンダンス(Legong Dance)
日曜 チャハヤ・ワルサ(Cahya Warsa) ジャンゲール(Janger)
開園時間19:30〜20:30 料金 Rp80,000 (約¥640)

 

バレルン・ステージ MapNo,3

ティルタサリ楽団

 

バレルン・ステージ(Balerung Stage)は、ティルタサリの専用ステージで、ウブドパレスからは徒歩25分くらいです。

ティルタサリ(Tirta Sari)は海外公演も行ない日本でも公演を開催され最も知名度が高い舞踊団です。

プリアタン村、プリカレラン家、故・アグン・グデ・ングラ・マンダラ翁により創立され当時廃れかけた甘い音色の楽器『スマル・プグリンガン』の復活を成し遂げ、現在は子孫が引き継ぎ活動されています。

CDもリリースされ、ステージも衣装も一際煌びやかで豪華です。

公演はバレルン・ステージ(Balerung Mandera)で開催されティルタサリ所有のステージ、屋内型のステージなので雨でも中止や会場変更はないです。

公演日 演目
金曜 レゴンダンス(Legong Dance)
開催時間 19:30~20:50   料金 Rp100,000(約¥800)

 

ウブド クロッド MapNo,9

バリダンス

ウブド・クロッド(Bale Banjar Ubud Kelod)は、サッカー場の隣にあり比較的に新しい会場です。

インドネシア芸術大学出身の舞踊家カデッ・デヴィ・ヌリアニさんは古典舞踊と斬新なコンテンポラリー舞踊が融合した他では観られない舞踊が特徴です。

弟のアグス・デジャ・セントーサさんと率いるダンスグループ『サンガール・リッタ・デヴィ』が火曜日の公演からスタートし2020年には他のグループが加わり毎日開催となりました。

曜日 グループ名 演目
月曜 ルッ・ルウィ(Luh Luwih) ウーマン・パフォーマンス(Woman Perfomences)
火曜 サンガール・パルグナディ(Sanggar Palgunadi) クラシカル・ダンス・パフォーマンス(Classical Dance Perfomences)
水曜 スアラ・グナカンティ・アバガンSuara (GunaKanti Abangan) レゴン&バロン・ワクシルサ・ダンス(Legong and Barong Waksirsa Dance)
木曜 プスパー・キラナ(Puspa Kirana) レゴンダンス(Legong Dance)
金曜 キドゥリン・スワリ(Kiduling Suwari) レゴンダンス(Legong Dance)
土曜 ポンドック・プゥカ(Pondok Pekak) フロッグ&バロンダンス(Frog and Barong Dance)
日曜 ポンドック・プゥカ(Pondok Pekak) レゴンダンス(Legong Dance)

 

プリアタン王宮 MapNo,4

バリダンス

プリアタン村のプリアタン王宮(Puri Agung Peliatan)で開催されウブドパレスから徒歩28分くらいです。

グヌン・サリは故・アグン・グデ・ングラ・マンダラ翁により創立されたティルタ・サリと肩を並べる世界的に有名なグループです。

ガムラン演奏者と舞踊家のレベルは高く実力派のグループですが中心部から離れているため人混み会わずゆっくり観れます。

開園時間 19:30~20:50

公演日 グループ名 演目 料金
木曜 スマラ・マデェャ(Semara Madya) ケチャ・モンキー・チェンッ・ダンス (Kecak(Monkey Chant Dance) Rp75,000(約¥600)
土曜

グヌンサリ(Gunung Sari)

レゴンダンス (Legong Dance) Rp100,000(約¥800)

 

クトゥ寺院  MapNo,5

バリ舞踊

 

 クトゥ寺院(Pura Desa Kutuh)はウブドパレスから徒歩15分くらいです。

スマラ・ラティはバリス舞踊の名士、アナ・アグン・アノム・プトラ氏率いる比較的に新しいグループです。

インドネシア国立芸術大学の卒業生を中心に優秀な舞踏家、ガムラン奏者が集まり結成された実力派グループで日本公演も行こなっています。

公演日 グループ名 演目
火曜 スマラ・ラティ(Semara Ratih) バリス、レゴンジョボック、タルナジャヤ
開演時間 19:30〜  料金 Rp100,000(約¥800)

 

ダラム寺院  MapNo,6

ダラム寺院(Pura Dalem Ubud)はウブドパレスから徒歩6分くらいです。

寺院が補修され、人で混雑する事なく静かに観れてここは穴場です。

公演日 グループ名 演目 料金
月曜日 クラマ・デサ(Krama Desa Ubud kaja) kecak Ramayana Fire Dance Rp80,000(約¥640)
火曜日 スカ・ゴン・カルヤサ (Sekka Gong Karyasa) レゴンダンス (Legong Dance) Rp75,000(約¥600)
水曜日 ヨワナ・スワラ(Yowana Swara) ジェゴグ(Jegog) Rp75,000(約¥600)
木曜日 ラジャ・プニ(Raja peni) The Barong &Keris Dance Rp75,000(約¥600)
金曜日

クラマ・デサ(Krama Desa Ubud kaja)

kecak Ramayana Fire Dance Rp80,000(約¥640)

 

アルマ・オープンステージ MapNo,15

アルマ・オープンステージはアルマミュージアム&リゾートに隣接し、ウブドパレスから徒歩30分くらいです。

新月と満月の月に2回のみの公演となります。

舞踊家チャ・リノ(Cak Rina)氏を中心にケチャックダンスが開催され、他のケチャの公演とは雰囲気が違います。

ケチャはオープンステージでの公演ですので雨天の場合は中止になる場合が有ります。

火曜日のレゴン・テレック(Legong Telek)は雨天の場合は屋内ステージで開催します。

公演日 グループ名 演目 料金
新月・満月 スアラ・プルナマ ケチャックダンス Rp100,000(約¥800)
火曜 レゴン・テレック 寺院奉納舞踊テレック Rp80,000(約¥640)
開催時間  19:30~20:30

 

ブントゥユン村 (Bentuyung Village) MapNo,10

ウブドの中心部から、少し離れたブントゥユン村でジェゴグが聴けます。

ウブド中心部から車で15分くらいです。

縦に吊り下げたジェゴグ 、スルヤ・アグン(Surya Agun)はスアラ・サクティの独自の打楽器です。村人が一体となって演奏するジェゴグは迫力有ります。

公演日 グループ名 演目
日曜・金曜 スアラサクティ (Suara Sakti) Jegog (bamboo Gamelan)
開演時間 19:00〜 料金 Rp80,000(約¥640)

 

ワヤン・クリット(影絵芝居)

ワヤンクリッ

人形を使っての影絵芝居

『ラーマヤ』『マハーバーラタ』などの物語を題材に少し英語、日本語の語りを交え、少編成のガムラン(グンデル)の音色と合わさり幻想的です。

言葉は分からなくても楽しめますよ

オカ・カルティニ MapNo,12 ウブドパレスから徒歩9分くらい

クルタ・アコモデーション MapNo,11 ウブドパレスから徒歩6分くらい

ポンドック・バンブーAcc MapNo,14 ウブドパレスから徒歩20分くらい

曜日 場所 演目 開園時間 料金
月曜 ポンドック・バンブー・アコモデーション (Pondok Bambu Acc) ワヤン・クリット 20:00~ Rp75,000(約¥600)
火曜 クルタ・アコモデ・デーション (Kertha Acc) ワヤン・クリット (Wayang Kult)

20:00~21:00

Rp100,000(約¥800)
水曜 オカ・カルティニ・ホテル(Oka Kartini Hotel) ワヤン・クリット・マハーバーラタ (Wayang Kult Mahabarata) 20:00~ Rp100,000(約¥800)
木曜 ポンドック・バンブー・アコモデーション (Pondok Bambu Acc) ワヤン・クリット (Wayang Kult) 20:00~ Rp75,000(約¥600)
金曜 オカ・カルティニ・ホテル(Oka Kartini Hotel) ワヤン・クリット・ラーマヤナ (Wayang Kult Ramayana) 20:00~ Rp100,000(約¥800)
土曜 クルタ・アコモデェーション (Kertha Acc) ワヤン・クリット (Wayang Kult) 20:00~21:00 Rp100,000(約¥800)
日曜 オカ・カルティニ・ホテル(Oka Kartini Hotel) ワヤン・クリット・マハーバーラタ (Wayang Kult Mahabarata) 20:00~ Rp100,000(約¥800)

 

バリの伝統舞踊・まとめ

バリ伝統舞踊は、信仰宗教(バリヒンドゥー教)と密接に関わるバリ島の文化です。

バリ伝統舞踊は、3様式に分かれます。

  1. ワリ舞踊:宗教儀礼の際に一番神聖なが神様への奉納舞踊、
  2. ブバリ舞踊:宗教儀礼の際に、観劇的で台詞などが伴う舞踊
  3. バリバリアン舞踊 : 娯楽としての舞踊

観光客で一番目にする娯楽としての舞踊はレストラン、ホテルのディナーショー、ウブドの定期公演などで観れます。

儀礼の際の舞踊は、観光客であってもサロン(腰に巻く布)とスレンダン(帯の様な物)を着用し正装すれば見学は可能です。

旅行へ行った際、お祭りの行列や寺院での祭礼が重なって目にする機会があります。

バリ伝統舞踊の特徴

  • 煌びやかな衣装とメイクが綺麗
  • 指先、背中のしなり、目の動きが独特
  • バリ島の伝統楽器を使ってのガムラン生演奏と共に開催する

バリ伝統舞踊の種類

  • レゴンダンス(宮廷舞踊)の優美なもの
  • バロンダンス宗教観の強いもの
  • ケチャックダンス、ケチャケチャの掛け声と共に半裸の男性(50人前後)によるダンス
  • 動物などをモチーフにしたダンス

当サイトへお越し頂き、バリ島へ行ってみたい!バリ伝統舞踊を観たい!

と感じて頂ければとっても嬉しいです。

1日でも早くバリ島が以前の様に渡航できる事を願います。

最後までお付き合い下さりありがとうございました。

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Yunyun
海外旅行が何より大好き✨これからもドンドン行くよ